
【ニューヨーク=吉田圭織】全米不動産協会(NAR)が14日発表した2025年12月の中古住宅販売件数は435万戸(季節調整済み、年率換算)と、前年同月比1.4%増加した。住宅ローン金利の低下や住宅価格の上昇ペース鈍化が回復につながった。
販売件数はダウ・ジョーンズまとめの市場予想(422万戸)を上回った。前月比では5.1%増え、24年2月以来の増加率となった。販売価格(中央値)は前月比では1.1%下落し、40万5400ドル(約6410万円)だった。前年同月比では0.4%上昇した。
NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「25年10〜12月期は住宅ローン金利の低下と住宅価格の上昇ペース鈍化により状況が改善し始めた。季節調整後の12月の住宅販売件数は、3年近くぶりの高水準となった」と指摘した。
一方、ユン氏は「在庫水準は依然として引き締まった状態だ」とも述べた。「売却意欲の高い売り手が減少しているため、住宅所有者は慎重にタイミングを判断している」と分析している。
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