1月25日(日)放送のドキュメンタリードラマ『郷土の偉人シリーズ』は、日本統治時代の台湾で教育に当たった益城町出身の志賀 哲太郎にスポットを当てます。
その功績を広く知ってもらおうと活動している、顕彰会の宮本 睦士(みやもと・むつひと)会長に話を聞きました。
【志賀哲太郎顕彰会 宮本 睦士 会長】
「子供であっても、大人であっても、90度の礼をしたと。だから、大甲の人たちが先生のことを〈礼儀の人〉、〈礼節を重んじる人〉と捉えている。台湾の子どもたちが成長していく、台湾を背負っていくために守らなければならないことは、知識の伝達以上に重要視したのではないか。人間性を重んじる教育を先生はされたのではないか」
日本統治時代の台湾で子どもたちの教育にあたった、益城町出身の志賀哲太郎。
台中市大甲区における26年間の教師生活での教え子は約1000人にのぼり、のちに、台湾発展の礎(いしずえ)となる人物も多く輩出したといわれています。
この志賀哲太郎の功績を知ってもらおうと、2015年に顕彰会が発足し、熱心に活動を続けています。
【宮本 睦士 会長】
「分け隔てない、平等の精神。そんなものが子どもたちにずっと伝わっていたんじゃないかと思います。全く差別をしない。だから、大人にとっても先生は信頼できる人ではなかったかなと思います」
2020年12月、顕彰会は益城町立津森小学校のそばに、日本と台湾の有志約400人から寄せられた寄付金で顕彰碑を建立しました。
【台北駐福岡経済文化弁事処 陳忠正 処長(当時)】
「本当に感激しました。日本の恩恵は台湾は決して忘れられません。台湾と日本との絆を築いている聖人として(志賀先生は)尊敬されています」
顕彰碑の揮毫(きごう)は、総理大臣在任中だった安倍 晋三氏によるものです。
土台には、2016年の熊本地震で崩れた生家の石などが使われています。
そして、台湾から送られた三つの石には志賀哲太郎が信条としていた「慈悲」「節倹」「謙虚」を意味する文字が刻まれています。
【宮本 睦士 会長】
「子どもたちに志賀先生のことを知ってもらって、本当にこんなに偉大な人がこの益城から育ったんだよと。自分たちのふるさとを子どもちが知ることにもなるし、自分のふるさとに誇りを持てるのではないかと思って、建てました」
思いが込められた顕彰碑は、台湾台中市の大甲区の方角を向いています。
TKU制作のドキュメンタリードラマ郷土の偉人シリーズ『台湾・大甲の聖人 志賀哲太郎~生徒たちの明日を照らして~』は、フジテレビ系九州7局で1月25日(日)午後4時5分放送です。
【竹財 輝之助さん】
「熊本と台湾を結ぶ偉人です。『志賀哲太郎』、ぜひご覧ください」
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