
【モスクワ=共同】ロシア紙コメルサントは16日、中国が今月1日からロシアからの電力購入を完全停止したと報じた。ロシアから中国への輸出価格が中国の国内価格を上回り不採算になったためという。タス通信によるとロシア・エネルギー省は報道を事実上認め「中国から要請があれば輸出を再開する可能性がある」とコメントした。
中国のロシアからの電力購入契約は2012年に締結され、37年まで有効。契約期間中は年間約40億キロワット時を供給する予定だったが、ロシア唯一の電力輸出企業インテルラオによると、昨年の中国向け輸出は9カ月間で3億キロワット時だった。
ロシアは主に水力発電の余剰電力を極東から中国に輸出してきたが、コメルサント紙によると、今年中に輸出が再開する可能性は低いという。
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