尹錫悦前大統領への支持を表明する右派の市民ら(16日、ソウル)=ロイター

【ソウル=共同】韓国国会は16日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の「非常戒厳」宣言や、妻金建希氏を巡る不正疑惑を捜査する特別検察官を、新たに任命するための法案を賛成多数で可決した。特別検察官による「第2次」捜査と位置付け、革新系与党「共に民主党」が主導。野党は政治的捜査だと主張し、反発している。

特別検察官は昨年6月、李在明(イ・ジェミョン)政権の発足直後にも与党主導の立法で3人任命され、それぞれが尹氏を巡る疑惑の捜査を行った。新たな特別検察官の任命法案は、戒厳令の準備段階や同調者などこれまでの捜査では未解明の部分を調べるとしている。

保守系野党「国民の力」は、尹前政権を支えた現野党側などに対する捜査を続け、6月の統一地方選で与党に有利に働くことを意図した立法だと訴え、採決をボイコットした。

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