【ワシントン共同】トランプ米大統領は16日、ベネズエラの暫定政権と協力するのは同国の秩序維持を優先するためだとし、フセイン政権崩壊後に混乱が深まったイラクの二の舞いは避けたいとの考えを示した。トランプ氏は世界最大の埋蔵量を誇るベネズエラの石油権益取得には治安確保が不可欠と判断。軍や警察に影響力を持つ暫定政権との関係を重視している。 一方、ベネズエラの野党指導者マチャド氏は16日、米ワシントンの保守系シンクタンク、ヘリテージ財団で記者会見し、15日のトランプ氏との会談で早期に帰国する意思を伝えたと述べた。米側が帰国に協力するかどうかは触れなかった。 トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「イラクのことを覚えているか。(フセイン政権崩壊後に)職を追われた軍幹部や警察官らが結局、過激派組織『イスラム国』(IS)のメンバーになってしまった」と話した。 イラクは2003年の米軍主体の有志連合による侵攻でフセイン政権が崩壊。権力の空白化などで政情不安が続き、IS台頭の要因になった。
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