スペイン南部のコルドバ近郊で18日午後7時40分ごろ、走行中の高速鉄道が脱線し、地元当局によると少なくても21人が死亡、25人が重傷を負った。スペイン紙エルパイスなどが報じた。列車には約300人が乗車しており、閉じ込められた乗客の救助作業が行われているという。

 エルパイスによると、列車は南部マラガ発マドリード行きで、午後6時40分にマラガを出発し、約1時間後に事故が起きた。何らかの原因で最後尾の3両が脱線し、隣接する線路を走っていた別の列車に衝突したという。

 国営放送RTVEは、脱線した列車の先頭車両に乗車していたという同局記者の証言として「まるで地震のようだった」と伝えた。脱線した3両のうち、1両は完全に横転し、窓ガラスが割れていたという。

 現場に駆けつけた地元市長はエルパイスの取材に対して、脱線した車両が別の列車の側面に衝突したようだと説明した上で、「地獄のような光景だ」と語った。

 スペインでは2013年、北西部のサンティアゴ・デ・コンポステラ近郊で、79人が死亡する高速鉄道の脱線事故があった。

 スペインのサンチェス首相は18日、SNSに「脱線事故に注視している。政府は関係当局と連携し、乗客の救助に当たっている」と投稿した。

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