【パリ=共同】スペイン南部コルドバ近郊で18日午後(日本時間19日未明)、高速列車が脱線して別の列車に衝突し、少なくとも21人が死亡した。負傷者は70人以上とされ、重傷者も多数という。車両の損傷が激しく、当局は閉じ込められた乗客の救助活動を続けた。スペインメディアなどが伝えた。
南部マラガから首都マドリードに向かう列車後部の一部車両が脱線し隣接する線路に進入、走行中だったマドリード発南部ウエルバ行きの別の列車に衝突した。この列車も脱線した。この影響で、マドリードと南部アンダルシア自治州を結ぶ高速列車の全ての運行が停止された。
マラガ発の列車には300人以上、マドリード発には約100人が乗車していた。
スペインのプエンテ運輸相はX(旧ツイッター)で「(被害は)非常に深刻だ」と指摘した。サンチェス首相も「非常に懸念している。政府は連携して救助に取り組んでいる」と強調した。
マラガ発の列車に乗っていた地元メディアのジャーナリストは「脱線した瞬間は(激しい揺れのため)地震が起きたようだった」と伝えた。乗客らは非常用ハンマーで窓を割って脱出したという。
欧州メディアによると、スペインの高速鉄道網は欧州最大級で、主要都市を結ぶ専用路線は計約3千キロに及ぶ。
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