
【パリ=時事】18日投票のポルトガル大統領選は即日開票された。史上最多11人の争いとなり、過半数を制する候補はいなかった。この結果、中道左派・社会党のアントニオ・ジョゼ・セグーロ元書記長(63)と新興極右シェーガのベントゥーラ党首(43)の上位2人による決選投票が2月8日、1986年以来40年ぶりに行われる見通しとなった。
極右候補の決選投票進出は、独裁体制が打倒された74年のカーネーション革命後初めて。シェーガは昨年の議会選で野党第1党に躍進しており、改めて勢いを示した。ただ、決選では劣勢が見込まれている。
選管によると、開票率98.3%の段階の得票率はセグーロ氏が30.9%でトップ。次いでベントゥーラ氏が23.7%。
大統領選はレベロデソウザ大統領(77)=中道右派与党・社会民主党=の任期満了に伴って実施された。ポルトガルでは物価高騰や移民増加を背景に、有権者の伝統政党離れが加速。約2週間の選挙戦は混戦となった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。