【ワシントン共同】第2次トランプ米政権の発足から20日で1年。トランプ大統領はベネズエラを攻撃し、デンマーク自治領グリーンランドの領有も狙う。欧州との相互不干渉や西半球で米国の覇権を求める「ドンロー主義」が鮮明だ。米国内では、異論を唱える者を司法省が捜査して圧力を強化。既存の規範を無視した力による支配が先鋭化している。  ドンロー主義は、西半球を米国の勢力圏とみなして他国の干渉を拒んだ19世紀の「モンロー主義」に自身の名前「ドナルド」を掛けた造語。今月3日、トランプ氏が記者会見で口にした。  トランプ氏は18日、1年目の業績を「大成功」とたたえたメディアの記事を自身の交流サイト(SNS)に転載した。だが政治サイト、リアル・クリア・ポリティクスによると18日時点の支持率平均は42・4%で、不支持率平均は55・2%だ。  多くの国民が望む物価高対策をおざなりにし、対外拡張路線を重視しているとの不満が支持層の一部にも渦巻き、11月の中間選挙に向けて不安要素になる可能性がある。

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