【ニューヨーク共同】国連のハク事務総長副報道官は19日の記者会見で、パレスチナ自治区ガザの暫定統治を指揮する国際機関「平和評議会」について「ガザへの対応のために安全保障理事会で承認された」と述べ、役割はガザに限定されていると強調した。トランプ米政権が評議会の役割を他の紛争に拡大しようとしていると報じられており、けん制する狙いがあるとみられる。  平和評議会は米政権が主導するガザ和平計画「第2段階」の柱の一つ。米メディアによると、トランプ大統領が各国首脳に送付した評議会の「憲章」ではガザへの言及がなく、国連を代替する機関設立を目指しているとの見方が出ている。  ハク氏は「国連はガザの停戦を維持するため引き続き全ての関係者と協力する」と述べ、平和評議会と連携していく姿勢を示した。評議会が国連を代替する可能性に関しては「国連は多くの組織と共存してきた」と述べた。  トランプ氏はかねて国連を「非効率だ」と批判し、今月7日には国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)など31の国連機関からの脱退や資金拠出停止を指示した。

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