
【ソウル=小林恵理香】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記は19日、東部・咸鏡南道(ハムギョンナムド)にある産業機械を生産する工場改修で問題があったとして担当者だった楊勝虎(ヤン・スンホ)副首相を解任した。朝鮮中央通信が20日、伝えた。
近く開催される見通しの5年に1度の朝鮮労働党大会を前に、幹部の意識を引き締める狙いがありそうだ。
金正恩氏は19日に工場の竣工式に出席し、演説した。工場改修で多数の問題が発生したとして「無責任で無能な指導者たちのせいで、経験しなくてもよい人為的な混乱を経験した」と指摘した。演説の大半を楊氏の批判に割き、その場で解任した。
金正恩氏は2025年12月の党中央委員会拡大総会でも改修事業を巡り楊氏の態度を問題視していたと明かした。「我々は彼が反党行為をしたとは思わない。もともとその程度の器でしかない人物だ」と述べ、幹部の登用人事にも不備があったと話した。
金正恩氏は朴泰成(パク・テソン)首相に対し、新たな副首相を登用するよう指示した。
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