ロドリゲス・ベネズエラ暫定大統領(15日、カラカス)=ロイター

【サンパウロ=共同】スペイン通信は21日、米政府関係者の話として、ベネズエラのロドリゲス暫定大統領が近く米ワシントンを訪問すると報じた。具体的な日程など詳細は不明。実際に訪米すればベネズエラの政権運営や石油売却などを巡るトランプ大統領との首脳会談の有無が焦点となる。

ロドリゲス氏は米国に連行されたマドゥロ大統領の解放を目指し、トランプ政権との協力を進めている。公の場では米国への対抗姿勢を崩していないが、米外交団を受け入れたほか、米政権が求める原油輸出交渉や政治犯釈放にも応じており、変化が出てきている。

昨年ノーベル平和賞を受賞したベネズエラの野党指導者マチャド氏は15日、ホワイトハウスでトランプ氏と初会談し同賞のメダルを贈呈した。トランプ氏はマチャド氏を「何らかの形で関与させる」可能性を示唆しており、首脳会談があれば議題になる可能性がある。

トランプ氏は14日、ロイター通信とのインタビューで「ロドリゲス氏はいずれ(米国に)来るだろう。私も彼らの国に行くつもりだ」と話した。

ロドリゲス氏も15日、国会での演説で「ワシントンに行く日が来れば、引きずられずに堂々と向かう」と述べ、訪米の可能性を示唆した。

ロドリゲス氏は14日、トランプ氏と電話会談し、石油や鉱物、貿易、安全保障などを協議。米メディアによると、15日には首都カラカスでラトクリフ中央情報局(CIA)長官と会談している。

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