トランプ米大統領はカナダへの「平和評議会」の招待を取り下げると表明した=AP

【ワシントン=共同】トランプ米大統領は22日、米国が主導して世界の紛争解決を担うことを目指す「平和評議会」へのカナダの招待を取り下げると表明した。カナダのカーニー首相は米政権を念頭に大国の利己的な振る舞いに危機感を示す演説を20日に行っており、意趣返しの可能性がある。

トランプ氏はカーニー氏への「書簡」の体裁で招待の撤回を通知した。評議会について「最も権威のある指導者会合になる予定だ」と主張した。

カーニー氏は20日、スイス・ダボスでの世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)で演説し「私たちは移行期ではなく断絶の真っただ中にいる」と表明。国際協調に背を向け、デンマーク自治領グリーンランド領有の意思を示すなど領土拡張を狙うトランプ政権をけん制した。

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