韓国空軍のT50練習機に給油する空自車両(28日、那覇市)

航空自衛隊那覇基地(那覇市)は28日、韓国空軍機に燃料の給油支援を実施した。韓国側の要請に基づくもので、空自による韓国軍への給油支援は初めて。同軍の飛行隊「ブラックイーグルス」のT50練習機9機と整備員らを乗せた輸送機1機がサウジアラビアで開く防衛装備品の展示会に向かう途中で立ち寄った。

日韓は燃料や弾薬などを融通し合う「物品役務相互提供協定(ACSA)」を結んでいない。空自は自衛隊法の規定に基づき支援した。ブラックイーグルスが日本に来るのは初めて。ノ・ナムソン戦隊司令は支援への謝意を示し「今後も日韓間の防衛協力が続き、さらに発展していくことを願っている」と述べた。

空自の「ブルーインパルス」のT4練習機1機も松島基地(宮城県)から飛来しており、部隊同士で交流した。

交流記念の写真に収まる空自と韓国空軍の隊員(28日、那覇市)

空自から韓国空軍への給油支援は2025年11月に調整していたが中止した。ブラックイーグルスが島根県の竹島(韓国名・独島)周辺で飛行訓練したと判明したためだ。その後、自衛隊と韓国軍の交流は停滞した。

30日に神奈川県横須賀市で日韓防衛相会談が開かれるのを前に交流の正常化をアピールした。

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