ニューヨーク証券取引所

【NQNニューヨーク=三輪恭久】6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発して始まり、午前9時35分現在は前日比565ドル76セント高の4万9474ドル48セントで推移している。最近の株安の一因だったソフトウエア株への売りが一服し、投資家心理が改善した。一方、前日夕に決算を発表したアマゾン・ドット・コムは安い。

ダウ平均の上げ幅は900ドルを超える場面がある。一時は1月12日につけた最高値(4万9590ドル)を上回った。

ソフトウエア関連株の一部が上昇している。高性能な人工知能(AI)が業務用ソフトの機能に取って代わり、中長期的な収益性に影響するとの見方から、前日まで売りが続いていた。目新しい材料はないものの、6日は短期的に売られすぎたとして買い直す動きが出ている。

代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの価格は米東部時間5日夜に6万1000ドルを割り込む場面があったが、同6日朝には6万8000ドル前後に上昇した。リスク回避の動きが一服したことも、株式への買いにつながっている面がある。

アマゾン・ドット・コムは一時10%安となった。5日発表の2025年10〜12月期決算では売上高が市場予想を上回る一方、1株利益が市場予想に届かなかった。26年の設備投資額を2000億ドルと発表し、利益率に影響するとの懸念がある。クラウド事業の成長率が他社に劣るとの見方も株価の重荷となっている。

グーグル親会社のアルファベットやアマゾンなど巨大ハイテク企業が相次いで大規模な投資を発表した。半導体や半導体製造装置の需要拡大につながるとの観測から、関連株に買いが入っている。ダウ平均の構成銘柄ではエヌビディアが高い。

そのほかのダウ平均の構成銘柄ではゴールドマン・サックスやキャタピラー、ボーイングが高い。ウォルト・ディズニーとビザも上げている。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発して始まった。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やブロードコム、アプライドマテリアルズといった半導体関連が高い。

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