裁判所に入る黎智英氏を乗せたとみられる車両=9日、香港(共同)
【香港共同】香港の高等法院(高裁)は9日、香港国家安全維持法(国安法)違反罪などで有罪判決を受けた民主派香港紙、蘋果日報(リンゴ日報=廃刊)の創業者、黎智英氏(78)に懲役20年を言い渡した。国安法の最高刑は終身刑。黎氏は香港民主化運動の象徴的存在だった。 黎氏とともに国安法違反罪に問われた同紙元幹部ら6人の量刑も言い渡す。6人は罪を認め、黎氏だけが無罪を主張し、法廷で徹底抗戦を続けていた。 高裁は昨年12月15日、黎氏に有罪判決を言い渡し、国安法の「外国勢力との結託による国家安全危害共謀」の罪など3件を首謀したと認定した。 有罪判決によると、黎氏は蘋果日報の評論や米政治家との面談を通じて中国、香港への制裁を外国に呼びかけた。反政府デモ支持や国安法反対などの記事には中国政府や香港政府への憎悪をかき立てる狙いがあったと高裁は判断した。 今年1月に情状について審理する公判が開かれ、弁護人は約5年に及ぶ拘束で高齢の黎氏の健康状態が悪化していると主張していた。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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