【モスクワ共同】ウクライナ侵攻に反対し停戦を訴えているロシアの改革派野党ヤブロコのルイバコフ代表が10日までに共同通信の取材に応じた。プーチン大統領が築いた非常に厳格な権威主義体制には「必ず変化の時が訪れる」と強調した。問題はソ連崩壊後のように、民主的な社会を築くチャンスを失った過去を繰り返さないことだと主張した。  2022年2月の侵攻開始から今月で4年。ヤブロコでは副代表5人のうち2人が「ロシア軍の虚偽情報拡散」容疑などで逮捕され、当局の圧力が強まる。ルイバコフ氏は、侵攻への抗議は「台所や人々の会話の中で行われている」と指摘。一般市民がインターネットへの投稿だけで刑務所に送られる可能性がある中で「全てを失う行動を人々に求めることはできない」と、反戦運動が起こらない現状を説明した。  1989年、ソ連の支配に反対する動きが伝えられていなかったバルト3国で、約200万人が手をつなぎ独立の回復を求めた「人間の鎖」を例に「ロシアでも変化は起こる。それは非常に早く起こるかもしれない」と語った。

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