現金強奪事件があった香港島・上環の外貨両替店付近(1月31日)=共同

【香港=共同】香港の外貨両替店付近で日本人男性が日本円の現金5100万円を奪われた事件に絡み、香港当局は10日までに、別の窃盗共謀罪で日本人の男(57)を訴追したと明らかにした。約2790万円を盗むため共謀したとされるが、現金強奪事件との具体的な関連は現時点では明らかになっていない。

一方、香港の裁判所では10日、現金強奪事件の発生時に被害者を装い、香港警察が容疑者グループに「内通」していたとみている鈴木悠介被告の公判前手続きが行われ、鈴木被告による保釈申請が却下された。裁判官は鈴木被告が窃盗共謀罪の事件にも関わっているとの見方を示した。

司法当局の資料によると、男は1月30〜31日、香港で身元不明の共犯者と約2790万円を盗もうとしたとされる。

現金強奪事件は1月30日午前に香港島・上環で発生。鈴木被告と1億9千万円を運んでいた50代の日本人男性が2人組に5100万円入りのリュックを奪い取られた。香港当局は6人を逮捕し、うち鈴木被告ら日本人の男3人と中国人の女の計4人を強盗共謀罪で訴追した。

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