米連邦議会議事堂(米ワシントン、1月4日)=ロイター

【ワシントン=共同】米議会下院は11日、トランプ政権によるカナダへの高関税措置を撤廃する決議案を賛成多数で可決した。与党共和党からも6人が賛成に回り、高関税を支持しない姿勢を明らかにした。ただ上院を通過した場合でも、トランプ大統領には拒否権があるため成立は難しく、象徴的な意味合いが強いとみられている。

決議案は賛成219票、反対211票で可決された。トランプ氏は自身のSNSで「下院であれ上院であれ、関税措置に反対した共和党員は選挙で深刻な結果を被ることになる」と脅しをかけた。

「関税という言葉を口にするだけで、各国は私たちの強い要望に同意してくる」とも述べ、関税によって国家安全保障を確保できるとの主張を繰り返した。

トランプ政権は昨年3月、合成麻薬フェンタニルの米国への流入を理由にカナダに25%の関税を課し、その後35%に引き上げた。野党民主党は、日本も対象の「相互関税」や、メキシコ、ブラジル両国への高関税措置を撤廃する決議案も採決したい考えという。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。