12日に投票されたバングラデシュ総選挙の開票作業が進み、複数の現地メディアによると、前政権下で弾圧された最大野党のバングラデシュ民族主義党(BNP)が他党を大きくリードし、単独過半数を獲得する公算が高まっている。結果は13日中に判明する見通し。

 イスラム主義政党のイスラム協会(JI)がBNPを追い、2024年に長期政権が崩壊するきっかけとなった学生デモを主導した若者らが結成した国民市民党(NCP)は苦戦している。主要紙ダッカ・トリビューンは、13日午前時点でBNPが122議席、JIが59議席、NCPが3議席を獲得したと伝えている。

 バングラデシュでは24年8月、強権化したハシナ政権への不満を背景に反政府デモが拡大。ハシナ前首相はインドに逃亡し、ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏が暫定政権トップに就き、総選挙に向けた準備を進めてきた。デモの弾圧で大勢の死者を出したとして、ハシナ氏率いるアワミ連盟(AL)は選挙への参加が認められなかった。

 総選挙は、定数350議席のうち300議席が小選挙区制で争われ、残る50議席は女性枠として選挙後に比例配分される。

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