ドイツ・ミュンヘンのミュンヘン安全保障会議で演説するフランスのマクロン大統領=13日(ロイター=共同)
【ミュンヘン共同】フランスのマクロン大統領は13日、核抑止力の共有についてドイツのメルツ首相を含む複数の欧州の指導者と議論していることを明らかにした。ミュンヘン安全保障会議の演説後の質疑応答で述べた。メルツ氏も演説で、マクロン氏と核抑止の協議を始めたと述べた。トランプ米政権下で米欧関係が冷え込み欧州の独自防衛を強化するのが狙い。 マクロン氏は「われわれの国家戦略を、主要国との共通の安全保障上の利益とどう結びつけるかを検討するためで、まさにそれが史上初めてドイツと共に行っていることだ」と説明した。 メルツ氏は演説で「欧州と米国の間には深い隔たりが生じている。欧州は独自の安全保障戦略が必要だ」との認識を示した。同時に「欧州が米国をパートナーとして切り捨てるよう求める声には同意しない」と述べ、欧米関係の「修復と再構築」を呼びかけた。 メルツ氏は欧州独自の核抑止について、米欧軍事同盟の北大西洋条約機構(NATO)に「代わるものではなく、あくまでもNATO内部の自立した強力な柱」との考えを示した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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