ドイツ鉄道では大幅な遅延が頻発している=ロイター

【ベルリン=共同】ドイツのシュニーダー運輸相は14日、インフラの老朽化による列車の遅延や運休が相次ぐドイツ鉄道のルッツ社長を近く解任する方針を発表した。シュニーダー氏は公共放送ARDの番組で「ドイツ鉄道はひどい状態だ。今よりも清潔で安全、時間に正確にならなければならない」と指摘した。同社は株式の100%を政府が保有している。

シュニーダー氏は、ドイツ鉄道の利用客の満足度を向上するための新たな戦略を9月22日に発表する予定だとして、2017年から社長を務めてきたルッツ氏の後任についても同日明らかにすると述べた。後任が決定するまでの間は、ルッツ氏が社長としての職務を継続するとした。

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