イランのアラグチ外相㊥(6日、オマーン首都マスカット)=イラン外務省提供・AP

【イスタンブール=共同】イラン外務省は15日、アラグチ外相が17日にスイス・ジュネーブで実施される米国との核協議に参加するため、首都テヘランを出発したと発表した。アラグチ氏はスイス滞在中、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長とも会談する。

外務省によると、17日の協議は6日同様、仲介国オマーンを通じた間接形式となる。米ニュースサイト、アクシオスによると、米国からはウィットコフ和平交渉担当特使とトランプ氏の娘婿クシュナー氏が出席する。

アラグチ氏は、現在停止しているイランでの核査察に関し、グロッシ氏と意見交換するとみられる。イラン政府高官がグロッシ氏と会談するのは、イスラエルのイラン攻撃で停止した核査察の再開に向け、イランとIAEAが合意した昨年9月以来となる。

IAEAは昨年6月のイスラエルによるイラン攻撃で危険が生じたため、イランでの核査察をできなくなった。その後、イランは核査察を一時停止する法律を施行。同9月に再開に同意したが、直後の対イラン国連制裁再発動への対抗措置として、米軍が爆撃したウラン濃縮施設などへの査察再開を拒否した。

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