イランのアラグチ外相は16日、アメリカとの核協議を前にIAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長と会談し、技術的な問題を協議したと明らかにしました。

アメリカとイランは17日、核開発について協議をする予定で、これに先立ちイランのアラグチ外相は16日、IAEAのグロッシ事務局長とスイスのジュネーブで会談しました。

イランはアメリカによる2025年6月の核施設への攻撃以来、IAEAによる査察を拒否していて、会談にはイランの核の専門家も参加し、今後の協力の枠組みや技術的な問題について協議したということです。

また、イランのアラグチ外相はSNSに、アメリカとの協議に向けて「公平な合意を達成するための現実的な案を持ってきた」「脅威の前で屈服はしない」と、改めてアメリカの軍事的圧力には屈せず、譲歩しない姿勢を示しました。

協議をめぐっては、アメリカはイランにウラン濃縮活動の停止を求めていますが、イラン側が拒否するなど合意への見通しは立っていません。

こうしたなか、イラン革命防衛隊は16日、石油輸送の要衝ホルムズ海峡で軍事演習を実施したと明らかにしました。

協議が決裂した場合に備え中東に空母打撃群を派遣するなど、軍事的圧力を強めているアメリカのトランプ政権に対し、けん制する狙いがあるものとみられます。

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