ニューヨークのウォール街=遠藤啓生撮影

【NQNニューヨーク=横内理恵】18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続伸して始まり、午前9時35分現在は前日比126ドル77セント高の4万9659ドル96セントで推移している。エヌビディアやアマゾン・ドット・コムが買われ、相場を支えている。金融株なども上昇し、ダウ平均の上げ幅は300ドルを超える場面があった。

人工知能(AI)がソフトウエア産業のビジネスモデルを揺るがすとの見方やAI投資回収への不透明感などから売られてきた大型テック株の一部に買いが入っている。

エヌビディアは17日夕にメタプラットフォームズとAIインフラ構築で提携したと発表したことが好感され、前日比3%高をつける場面がある。メタがエヌビディアの半導体を購入する。

アマゾンも買われている。著名投資家のビル・アックマン氏率いるヘッジファンドが17日の米証券取引委員会(SEC)への届け出で2025年10〜12月期に株式を大幅に買い増していたことが分かった。

朝方発表の25年12月の米耐久財受注額は前月から市場予想ほど減らなかった。26年1月の米鉱工業生産も市場予想を上回り、米景気の底堅さを示した。午後に米連邦準備理事会(FRB)が公表する1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨への関心も高い。

それ以外のダウ平均の構成銘柄ではゴールドマン・サックスやウォルト・ディズニー、JPモルガン・チェースなどが高い。一方、ボーイングやスリーエム(3M)などは売られている。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は続伸して始まった。アナリストが投資判断を引き上げたビッグデータ分析のパランティア・テクノロジーズが高い。18日発表の四半期決算や見通しが市場予想を上回った半導体のアナログ・デバイセズも買われている。

一方、17日夕に決算とあわせて公表した利益見通しが慎重だった情報セキュリティーソフトのパロアルト・ネットワークスが大幅安となっている。

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