北朝鮮で国政の基本方針を決める最重要行事とされる朝鮮労働党大会が19日、首都・平壌で開幕した。朝鮮中央通信が20日、報じた。党大会の開催は前回の21年1月以来、5年ぶり。金正恩(キムジョンウン)総書記は開会の辞の中で「この5年間ほど苦しく困難な環境を克服し、大きな成果を成し遂げた時はかつてなかった」と述べ、経済分野を中心とした同国の成長について率直に評価した。
党大会は北朝鮮の最高指導機関。期日は示されていないが、数日にわたって実施され、期間中に国防や対外政策、経済・内政の今後の方向性を示すとみられる。
前回の党大会では、それまでの5年間の経済政策の失敗を認めた金氏だったが、この日の開会の辞では「(前回から)5年が経過した今日に至っては、すべてが根本的に変わった」と指摘。経済分野に関する5カ年計画について「基本的に完遂され、少なからぬ分野が長期間の停滞から脱した」などと評価。「将来に対する楽観と自信に満ちて臨んでいる」とも述べており、今大会で新たに前向きな経済計画が示される可能性が高い。
一方で、開会の辞では核・ミサイル開発や対米韓に関する言及はなかった。
同通信によると、大会では党規約の改正が議題とされている。金氏は韓国について「敵対的な国家関係」だとしており、こうした位置づけが党規約にも盛り込まれる可能性がある。
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