
【ナイロビ=共同】ケニア政府は、ロシア軍に千人を超えるケニア人雇い兵が勧誘されていたとの報告書をまとめた。大半がだまされて渡航し、ウクライナ軍との戦闘の前線で戦っていた。少なくとも1人が死亡したという。
英BBC放送などが報じた。ウクライナのシビハ外相は21日、声明で「ロシアはアフリカの雇い兵を使い捨てにしている」と非難した。
アフリカでは多くの国で若者の失業率が高く、経済苦につけ込んだ雇い兵集めが問題となっている。ウクライナ政府は昨年11月、アフリカの少なくとも36カ国から1400人以上がロシア軍による侵略に参加していると明らかにした。
ケニア政府の情報部門が18日に議会に提出した報告書は、人身売買組織やケニア政府職員が関与したと指摘した。高報酬で警備員の仕事に就けるなどと持ちかけて出国させ、短期間の訓練で最前線に投入するという。
在ケニアのロシア大使館は19日、ケニア人の違法な勧誘にロシア政府が関与したことはないとX(旧ツイッター)への投稿で否定。一方「外国人による自発的なロシア軍への参加を(ロシアは)妨げていない」とも説明した。
【関連記事】
- ・ウクライナ、冬季パラリンピック開会式ボイコット ロシア出場に反発
- ・ロシア・ウクライナ和平、領土問題で溝埋まらず 協議継続も不透明感
- ・ゼレンスキー氏、プーチン氏に「スイスで首脳会談を提案」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。