イスラエル軍の攻撃で破壊された建物のがれきの中で活動する救助隊(18日、レバノンの首都ベイルート)=AP

【エルサレム=共同】中東の衛星テレビ、アルジャジーラは19日、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラとイスラエル軍の交戦が再開した2日以降のレバノンの死者が1001人になったと報じた。イスラエル軍はヒズボラ掃討を狙ってレバノン南部で地上侵攻を拡大し、死者が急増。交戦が収まる兆しは見えない。

イスラエル軍は18日、レバノン南部を流れるリタニ川に架かる二つの橋を破壊したと発表した。ヒズボラが攻撃を仕掛ける際に利用していたと主張した。

イスラエル軍は19日もイスラエルとの国境沿い約40キロに暮らす全住民に対し、リタニ川より北側にあるザハラニ川以北への移動を迫り「南への移動は命を危険にさらす」と警告した。

ヒズボラもイスラエル北部や中部に向けロケット弾を発射。イスラエルのサール外相は交戦再開以降、レバノンからイスラエルに2千回以上の攻撃があったと主張した。

一方、イスラエルメディアは18日、イスラエル軍がイラン北方のカスピ海でイラン海軍の複数の艦艇を空爆したと伝えた。

イランからのミサイル攻撃も続き、イスラエルメディアによると中部で1人が死亡した。

AP通信によると、イスラエル軍が占領するヨルダン川西岸の南部ヘブロン近郊で、イスラエルに向けたイランのミサイル攻撃により4人が死亡した。イスラエルでは避難用のシェルターが普及しているが、西岸にはほとんど設置されていない。

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