スウェーデン・マルメの港で係留中のフランスの原子力空母シャルル・ドゴール(2月25日)=TT通信提供・ロイター

【パリ=北松円香】仏紙ルモンドは20日までに、フランスの原子力空母シャルル・ドゴールのほぼリアルタイムの位置情報が、乗組員のフィットネスアプリの情報で明らかになったと報じた。同空母は米国とイスラエル、イランの戦闘を受けて地中海に派遣されている。

ルモンドによると、フィットネスアプリ「ストラバ」を使うアルチュールさん(仮名)はアプリ上で自分のランニングの情報を誰でも見られる「公開」設定にしていた。アルチュールさんは13日の午前10時35分ごろ、トルコ沿岸からおよそ100キロメートル、キプロスの北西の海上で7分かけておよそ35キロのランニングをしていた。

同紙は衛星画像を使い、シャルル・ドゴールがほぼ同じ時間帯にほぼ同じ場所にいたことも検証した。アルチュールさんは「空母でランニングしていたか、あるいは空母に同行する船に同乗していた」と結論づけられるという。

アプリ上では2月中旬に同じ人物がフランスの沿岸近くの公海でランニングしていたことや、2月下旬にコペンハーゲンにいたことも明らかになったという。

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