
フィルムメーカーの大倉工業は中国パネル大手の京東方科技集団(BOE)傘下の北京BOEマテリアルズテクノロジー社(BOEマテリアルズ)と合弁会社を設立すると発表した。情報電子事業を強化し、海外展開を加速する。
合弁会社は中国の安徽省合肥市内に設立する。時期は未定。大型ディスプレー用の光学フィルムを製造・販売する。資本金は6億元(約138億円)で、出資比率は大倉工業が34%、BOEマテリアルズが66%。
合弁会社設立により、大倉工業は自社製品の海外販売を拡大する。BOEグループの販売網も活用し、安定した顧客基盤の確保を目指す。ディスプレーメーカーのニーズや事業の動きなどの情報も捉えやすくなる。大倉工業は2030年までに売り上げに占める海外比率を30%まで引き上げることを目標としている。
偏光板市場では世界シェアのほとんどを中国メーカーが占める。大倉工業も中国を重要市場とみる。情報収集体制を強化するため、25年に上海に駐在員事務所を開設していた。
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