
【NQNニューヨーク=矢内純一】25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発して始まり、午前9時35分現在は前日比537ドル72セント高の4万6661ドル78セントで推移している。米国がイランに和平案を提示したとの報道を受け、株買いが先行している。
米国がパキスタンを通じて15項目の和平計画をイランに送ったと米ニューヨーク・タイムズが24日報じた。イスラエルのメディアは同日、米国がイランと1カ月の停戦を探っていると伝えた。さらなる衝突の回避に向けて動き始めたとの観測から、投資家のリスク回避の姿勢が後退した。
米国の提案を巡って、パキスタンかトルコで協議することが検討されているとロイター通信が25日報じた。イラン側が米国との交渉に応じる構えを見せていたことも市場の警戒を緩和させた。
一方、イスラエルとイランの間では攻撃の応酬が続いている。イランの体制内には強硬姿勢を保つ勢力もいるとされる。市場には、外交交渉が前進するかどうかを見極めたい雰囲気もある。
25日朝の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近5月物は1バレル87ドル台と、前日終値(92.35ドル)を下回って推移している。米債券市場では長期金利が前日から水準を切り下げている。
ダウ平均の構成銘柄では、アマゾン・ドット・コムやエヌビディア、IBMが上昇している。ゴールドマン・サックスとセールスフォースも高い。半面、ウォルト・ディズニーとユナイテッドヘルス・グループが下落している。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は反発して始まった。
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