【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は25日、親イラン民兵組織ヒズボラの影響力が強いレバノン南部での地上侵攻に関し「緩衝地帯を広げる」ためだと表明した。イスラエル軍は対イラン攻撃と合わせ、レバノンへの攻勢を強化。レバノンでは犠牲者や国内避難民が急増しており、アラブ諸国を中心に反発が強まるのは必至だ。  ネタニヤフ氏はレバノンと国境を接するイスラエル北部の自治体首長らとのビデオ会議で述べた。緩衝地帯拡大について「ヒズボラの対戦車ミサイルの脅威を遠ざけている」と主張した上で「レバノンの状況を根本的に変える」と語った。  イスラエル軍はレバノン南部や首都ベイルート南部を重点的に攻撃しており、中東の衛星テレビ、アルジャジーラによると、交戦が再開した2日以降のレバノンの死者は1094人になった。  ヒズボラもイスラエルへの攻撃を継続。イスラエルのサール外相は交戦再開後にヒズボラが3500以上のミサイルや無人機で攻撃を実施したと明らかにした。

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