中東情勢の悪化で、国内での石油の安定供給が大きな課題となるなか、国が持つ石油備蓄が26日から放出されました。愛媛県今治市にある備蓄基地でも全国のトップを切って始まっています。

内木敦也キャスター:
「こちらが菊間国家石油備蓄基地です。全国に先駆けて石油備蓄の放出が始まりました」

石油の「国家備蓄」が全国のトップを切って放出されたのは、今治市菊間町にある「菊間国家石油備蓄基地」。国内に10カ所ある備蓄基地の一つで、1994年に完成しました。

この施設では、地下の岩盤を削って作られた巨大なタンクに石油が貯蔵されていて、日本国内の消費量の4日分に相当する約150万キロリットルを備蓄することができます。

備蓄されている石油は、今回の放出で、隣接する太陽石油の製油所にパイプラインで送られ、ガソリンなどに精製されるということです。

今回、国内の基地から放出される「国家備蓄」の石油の量は、約1カ月分にあたる約850万キロリットル。すでに放出した民間企業の備蓄15日分とあわせると45日分の放出で、過去最大規模になります。

また、産油国と協力して国内で確保している「産油国共同備蓄」も、3月中に約5日分を放出することにしていて、国は経済活動への影響を最小限に抑えたい狙いです。

愛媛県内では緊迫する中東情勢に伴い、16日時点のレギュラーガソリンの店頭価格が190円台の史上最高値を更新したあと、23日時点は国の補助金再開などを受け、6週間ぶりの値下がりしています。

緊迫する中東情勢の出口が不透明ななか、国の石油備蓄の放出が今後の安定供給にどこまでつながるのか焦点です。

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