イスラエルのネタニヤフ首相=ロイター

【エルサレム=共同】イスラエル国会は30日、2026年予算案を可決した。地元メディアが伝えた。制度上、31日までに可決されなければ、解散・総選挙になる可能性があった。予算案に難色を示していた連立与党の宗教政党が賛成に回ったことで、ネタニヤフ政権は早期解散を回避した。

26年予算は8506億シェケル(約43兆円)で過去最高となった。うち国防費は1420億シェケルを超える。ネタニヤフ首相は政権基盤が当面安定したことを踏まえ、イランへの攻撃やレバノンで進める親イラン勢力の掃討作戦を一層強化する可能性がある。

報道によると、国会終盤で提出された修正予算案に、ユダヤ教の戒律を厳しく守る超正統派の教育機関への大幅な支援金が含まれたことで、宗教政党が賛成に転じた。イスラエルでは10月までに総選挙が予定されている。

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