
【ウィーン、カイロ=共同】国際原子力機関(IAEA)は29日、イスラエル軍に攻撃されたイラン西部アラクの重水炉の深刻な損傷を衛星画像分析で確認したとX(旧ツイッター)で明らかにした。施設に核物質があるとの申告はなかった。
イスラエル軍は昨年6月にも非稼働のアラクの重水炉を空爆していた。今月27日、中部ヤズド近郊のウラン精鉱(イエローケーキ)製造施設などと共に攻撃したが、IAEAは放射線レベル上昇のリスクはないとした。
国営イラン通信は29日、新最高指導者モジタバ・ハメネイ師がイランを支持するイラクのイスラム教シーア派指導者らに謝意を伝える書簡を送ったと報じた。モジタバ師は8日の選出後、公の場に姿を見せていない。
アラブ首長国連邦(UAE)のガルガーシュ大統領外交顧問は29日、湾岸各国に報復攻撃を続けるイランへの対応を巡り「いかなる政治的解決にも攻撃の再発を防ぐ明確な保証を含むべきだ」とXに投稿した。民間インフラや重要施設での被害にイランが賠償するべきだとの考えも示した。
クウェート軍は29日、野営地がイランの攻撃を受け、軍関係者10人が負傷したと発表した。
イラン国営テレビによると、革命防衛隊は30日、海上部隊トップのタングシリ司令官の死亡を認めた。ホルムズ海峡の封鎖に関わり、イスラエル軍が殺害を発表していた。
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