
【エルサレム=共同】イスラエル軍は30日、占領地ヨルダン川西岸で任務に当たっていた数百人規模の部隊の活動を停止すると発表した。部隊の兵士が先週、米CNNテレビの取材班を暴行する映像が公開され、批判が高まっていた。米国と対イラン軍事作戦を進める中での措置。米国に配慮したとみられる。
活動停止となったのは、ユダヤ教の戒律を厳しく守る超正統派男性で構成される「ネツァ・イェフダ大隊」。過去にも西岸でパレスチナ人に対する暴力への関与が指摘されていた。
CNNが公開した映像によると、ユダヤ人入植者の暴力について取材していた記者らは兵士に銃を突きつけられ、地面に倒された。イスラエル軍は調査し、ザミール参謀総長に結果が提出されたと明らかにした。近く公表するとしている。部隊は「専門知識や倫理」の研修を受ける予定。
1967年以降イスラエル軍が占領する西岸では、イランとの戦闘開始後もパレスチナ人への入植者の暴力が相次ぐ。兵士が制止しないケースも指摘され、国際的非難が強まっている。
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