経済フォーラムで演説するフランスのマクロン大統領(1日、東京都内)=ロイター

来日中のフランスのマクロン大統領は1日、仏政府が都内で開いた経済フォーラムで演説し、「中国や米国の技術に依存してはならない」と述べた。重要鉱物や宇宙などの分野での日仏企業が協力する重要性を強調した。

マクロン氏は「我々は複数の戦争、複数のリスクに直面している。日本は常に欧州と国際法を支持してくれた」と述べた。「我々を従属させようとする大国の技術には依存したくない」として「独立した国々の連合」を呼びかけた。

欧州の自律性を求めるフランスと経済の強靱(きょうじん)性を追求する日本には「シナジーがある」との見方を示した。宇宙大国である米国と中国への依存を避けるため、日仏による独自の技術開発が重要だと指摘した。

日本企業の投資先としてフランスが安定していることもアピールした。関税政策や中東情勢を巡り日々方針が揺れるトランプ米政権を念頭に「予告もなしに、相手と衝突するような決定をするかもしれない人たちがいる」と発言。「欧州は動きが遅いこともあるが期待に応える」と約束した。

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