
小泉進次郎防衛相は1日、防衛省でフランスのボトラン国防相と会談した。安全保障を巡り平時から日仏で協力すると合意した。小泉氏は共同記者発表で「フランスとの連携は地域の抑止力を強化する意味で重要性を増している」と強調した。
両氏は会談に先立ち、防衛協力の方向性を盛り込んだ「日仏防衛ロードマップ」に署名した。自衛隊と仏軍は陸海空の各分野で共同訓練をするなど連携してきた。ボトラン氏はロードマップが「さらに協力を拡大するだろう」と語った。
会談で中東やウクライナの情勢も話し合った。小泉氏は記者発表で安保環境の悪化に「もはや一国のみで対応することは困難だ」と述べた。会談前に陸海空3自衛隊を一元的に指揮する統合作戦司令部を案内し、運用面で協力を拡充する姿勢を示した。
日仏両国は同日、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)も開催した。イランが事実上封鎖したホルムズ海峡の安全な航行が重要だと確認した。事態の早期沈静化へ意思疎通を続けると確かめた。インド太平洋地域やウクライナの情勢も議論した。
茂木敏充外相は協議で「国際社会を取り巻く安保環境は一段と厳しさを増している。一層の連携の強化は不可欠だ」と指摘した。フランスのバロ外相は「ウクライナやペルシャ湾、東シナ海で起こることは欧州やアジアに波及する」と述べた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。