核兵器廃絶をめざし、自ら行動する若者を育てる人材育成プログラム「ナガサキ・ユース代表団」の大学生たちが、国連本部でのイベント開催など約1年の活動を振り返る報告会を行いました。

活動報告会は8月27日、長崎大学で開かれました。

ナガサキ・ユース代表団は、長崎県と長崎市、それに長崎大学で作る「核兵器廃絶長崎連絡協議会」の人材育成プログラムで、13期生は大学生6人が活動しました。

メンバーは、2024年12月から長崎や広島で被爆体験を聞いたり、2025年4月には国連本部でのNPT再検討会議準備委員会で独自のサイドイベントを開いたりしてきました。

報告会では活動を振り返り「核兵器廃絶を目指すには、外交における対話と信頼関係の構築、それに核被害について具体的に伝える必要性を実感した」と話しました。

ユース13期生 長崎大学2年 バンダービーン 新愛 さん
「(海外からのイベント参加者は)核兵器がどれだけ人を苦しめるのか改めて理解できたし、いい経験になったと言っていただいた」
「長崎からの声を発信することが、確かな意味があることを実感した」

13期生の活動期間は8月末まででしたが、メンバーは、今後も核兵器廃絶に関する研究に取り組むなど平和問題と関わっていきたいと意欲を見せていました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。