アフガニスタン東部で日本時間の今月1日に発生したマグニチュード6.0の地震は、生存率が急激に下がるとされる、地震発生から72時間が過ぎました。
現地で実権を握るイスラム主義勢力タリバンの暫定政権によりますと、最も被害が大きい東部クナール州でこれまでに1457人が死亡し、3394人がけがをしたということです。
また、6700棟を超える住宅が被災したとしています。
アフガニスタンの人道支援を担当する国連の人道調整官は、地震が夜間に発生したため、今も多くの人たちが倒壊した住宅に閉じ込められているとの認識を示しています。
暫定政権は、ヘリコプターが着陸できない山岳地帯で部隊を航空機から降下させるなどして懸命の救助活動を続けていますが、被災地ではマグニチュード5程度の地震が繰り返し起きていて、作業は難航しています。

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