穴吹ハウジングは台湾に四国料理店をオープン=同社提供

不動産管理の穴吹ハウジング(高松市)はホテル・公共施設を運営する穴吹エンタープライズ(同市)、東京や香川などで外食店を運営するテイスティーズ(高松市)と台北に四国料理を提供する居酒屋を開店した。世界的な日本料理ブームを受けた出店で、穴吹ハウジングとして初の飲食店事業となる。

名称は「四国料理 88屋」。香川の骨付鳥、高知のカツオのたたきなど四国各県の名物や地酒などを取りそろえる。カウンターや個室など全52席で、客の目の前でカツオを藁(わら)焼きする焼き場も設けた。

若者の集まる東区エリアに位置し、現地の住民に加え、日本や欧米などからの客も見込む。友人や家族、日系企業の会食など、利用シーンは幅広く想定する。

穴吹ハウジングは台北でマンション管理事業や機械警備事業などを10年以上展開してきた。こうした地盤を生かし「四国と台湾の架け橋になりたい」(同社担当者)との考えだ。

将来的にはテイクアウト形式など様々な形態や、ベトナム・フィリピンなど他国・地域への展開も検討する。

テイスティーズは四国の郷土料理店「ぴかでり屋」(高松市)を経営するほか「四国味遍路 88屋」(東京・千代田)のプロデュースなどを手掛けている。

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