北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは6日、キム総書記の中国訪問についての特別番組をおよそ50分間にわたって放送しました。

番組では、今月3日に中国の軍事パレードに出席したキム総書記が、習近平国家主席やロシアのプーチン大統領と並んで立つ姿や両首脳との会談などについて伝えました。

また、北京駅での到着や出発の際に、中国共産党の最高指導部のメンバーで、序列5位の蔡奇政治局常務委員や王毅外相などが対応した様子を放送しました。

北朝鮮としては、国民に対して、国営テレビを通じて改めて中国訪問の成果を強調したものとみられます。

一方で、訪問に同行したキム総書記の娘については、北京駅や宿泊先に到着した際などの映像でその姿が確認できますが、言及はありませんでした。

また、キム総書記が各国の首脳が集まる場に参加するのは極めて異例のため、中国とロシア以外の友好国の首脳との交流にも注目が集まっていましたが、放送では言及しませんでした。

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