【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(9月6日の動き)

ウクライナ情勢 戦況の解説記事はこちら

ウクライナ情勢 ロシアによる軍事侵攻 最新情報・解説 - NHK特設サイト

“ロシア軍 砲弾の約半分は北朝鮮が供与” ウクライナ国防省

ロシア軍がウクライナへの侵攻を続ける中、ウクライナ国防省の当局者はロシア軍が使用する砲弾のおよそ半分は北朝鮮が供与しているとして、支援が続けられているとの見方を示しました。

9月3日に中国で行われた軍事パレードではロシアのプーチン大統領と北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)総書記、それに中国の習近平国家主席がそろって出席し結束を印象づけました。

3者の協力関係が注目される中、ウクライナ国防省情報総局の報道官は地元メディアが6日に報じたインタビューの中で「ロシア軍の砲弾のおよそ半分は北朝鮮が供与したものだ」と述べ、北朝鮮がロシアへの支援を継続しているという見方を示しました。

一方、複数の欧米メディアはロシアでLNG=液化天然ガスを積み込んだタンカーが8月28日と9月6日に中国の港に入ったと相次いで報じました。

タンカーが出発したのはロシアの開発プロジェクト「アークティックLNG2」の施設だとされ、アメリカの制裁の対象となっています。アメリカのブルームバーグによりますと、制裁対象の施設で積まれたLNGを輸入すれば輸入した国もアメリカから制裁を受ける可能性があるため、これまでは各国が輸入を控えていたということです。

またロシアと中国は天然ガスを輸送する新しいパイプラインの建設に向け合意したということで、エネルギー分野での協力を深めています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。