トランプ大統領は、滞在資格のない移民の摘発に抗議するデモへの対応や、治安対策を理由に、西部ロサンゼルスや首都ワシントンに州兵を派遣したのに続き、近く、中西部イリノイ州シカゴにも州兵を派遣する方針を示しています。
この方針に抗議するデモがシカゴで6日、行われ、アメリカメディアによりますと、1000人以上が参加しました。
参加者は「トランプはいらない、兵士もいらない」などのスローガンを掲げ、シカゴの中心部を練り歩いて抗議しました。
一方、トランプ大統領は、6日、SNSに有名な映画をイメージした画像とともに「朝の強制送還のにおいが好きだ」と投稿しました。
さらに、国防総省が「戦争省」という名称を使えるようにしたことを踏まえ「なぜ『戦争省』と呼ばれるのかシカゴは知ることになる」として、滞在資格のない移民の摘発を進める考えを強調しました。
これに対し、イリノイ州のプリツカー知事は、6日、SNSに「アメリカ大統領がアメリカの都市と戦争すると脅すのは異常だ」と投稿するなど、反発が強まっています。
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