会談はソウルの国防省でおよそ40分間行われました。

冒頭、アン国防相が「両国の関係発展のために、より頻繁に韓国に来てもらいたい」と述べると、中谷大臣は「日韓国交正常化60周年という特別な年に防衛大臣として10年ぶりに韓国を訪問できたことは極めて光栄だ」と応じました。

会談では北朝鮮が核・ミサイル開発を続け、ロシアと軍事協力を深めていることを踏まえ、日韓両国やアメリカを含めた3か国で引き続き連携していくことで一致しました。

また、AIや無人システム、それに宇宙など先端分野でも相互互恵的な協力の可能性を模索していくことを確認しました。

さらに、大臣の相互訪問など両国の防衛当局間の交流をさらに活発化させることでも一致しました。

会談のあと、中谷大臣は記者団に対し「日韓の防衛大臣が相互訪問や会談を重ねて、確固たる信頼関係を築いていくことが重要だ。このような協議をさらに活性化させていきたい」と述べました。

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