イスラエルの警察によりますと、8日、エルサレム北部にある幹線道路沿いのバス停の近くで、2人組がバスを待っていた人たちに向けて銃を次々に発砲しました。
バス停にいた兵士などが反撃し、2人組はその場で射殺されたということです。
イスラエルのメディアは、当局の情報として6人が死亡したほか、十数人が重軽傷を負ったと伝えています。
また、発砲した2人はいずれも20代で、パレスチナのヨルダン川西岸の出身だと伝えていて、警察はテロ事件として捜査しています。
事件のあと、イスラム組織ハマスは「2人のパレスチナ人による勇敢な作戦に祝意を示す」などとする声明を出しましたが、2人とハマスとの関わりは明らかになっていません。
現場を訪れたネタニヤフ首相は、「われわれはテロとの激しい戦争の最中だ」などと述べ、背後関係を捜査し、厳しく対処する考えを示しました。
イスラエル軍がパレスチナのガザ地区で軍事作戦を続ける中、エルサレムではおととしにもハマスとつながりがあるとされる2人組が銃撃事件を起こし3人が死亡しています。
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