日立製作所は8日、アメリカ・メリーランド州で、AIなど最先端技術を活用した新たな鉄道工場を開業しました。

日立製作所が8日に開設した工場では、ワシントン首都圏交通局などから最大22億ドルで受注した鉄道車両の製造が行われます。

この工場ではAIを活用し、車両下の点検をロボット犬が代行することで従業員の安全を確保しているほか、人為的なミスを最小限に抑えることができるとしています。

さらに、太陽光発電を利用してCO2の排出を抑えるなど、環境面にも配慮されています。

日立製作所は、この工場によって地域全体で約1300人の雇用を創出し、経済効果を生み出すとしています。

また、日立製作所はアメリカに10億ドル以上、日本円にして約1480億円を投資し、電力変圧器の工場を新設する計画で、これについてホワイトハウスは4日、トランプ大統領の写真とともに「黄金時代だ」とSNSに投稿しています。

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