
タイの最高裁判所に到着したタクシン元首相(中央)=9日、バンコク(共同)
【バンコク共同】タイの最高裁判所は9日、タクシン元首相が仮病を使って刑務所への収監を逃れたとの疑惑を巡り、改めて1年間の収監が必要との判断を示した。即日収監される見通しという。タイメディアが報じた。 タクシン氏は国外逃亡先から2023年に帰国した際に収監される予定だったが、病気を訴えて警察病院滞在を許された。最高裁は当時の措置の妥当性を検討していた。 次女の首相失職や新首相指名選挙での敗北に続き、タクシン派には大打撃となる。長年タイ政治の中心的存在だった同派の「崩壊」を指摘する声がある一方、収監を経て復活を目指すとの見方もある。 タクシン氏は同日朝、スーツ姿で最高裁に到着。出廷したとみられる。4日に自家用ジェット機で出国して中東ドバイに滞在。政治的に窮地に陥り国外逃亡したとの観測が広がったが、8日に帰国した。最高裁前には約50人の支持者が集まった。 仮病疑惑を巡っては反タクシン派の元国会議員の訴えを受け、最高裁が病院長らを尋問した。記事に『リアクション』ができます。ご利用には会員登録が必要です。
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