中谷防衛大臣は、韓国・ソウルで開かれている各国の国防相などが参加する安全保障関係の国際会議で講演しました。
この中で中谷大臣は、ロシアによるウクライナ侵攻や北朝鮮の核・ミサイル開発などを例に挙げ、「自由で開かれた安定的な国際秩序は今、重大な挑戦にさらされている。国際秩序を守らなければならないが、1国の取り組みで達成することは現実的ではない」と述べ、各国の間で防衛協力を進めていくことが不可欠だという考えを示しました。
そのうえで、価値観を共有する国々が防衛協力を強化し、地域の平和と安定に向けた取り組みに相乗効果を生み出していくことが重要だと指摘しました。
そして「わが国はすべての国の最良のパートナーとして防衛分野での連携・協力を進めていく。インド太平洋地域の平和と安定に向けて一緒に貢献していこう」と呼びかけました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。