北朝鮮が創建77年を迎え、金正恩総書記は「核保有国」としての地位を確固たるものにする考えを示しました。
北朝鮮の労働新聞などは、建国記念日と定める9日に開かれた大規模な集会で金総書記が演説を行い、「誰も我が国の絶対的地位を傷つけることはできない」と述べたと伝えました。
韓国の聯合ニュースは金総書記の演説について「核保有国の地位を放棄する考えはないということを明確にした」としています。
金総書記は8日、新型のICBM=大陸間弾道ミサイルに搭載予定のエンジンの最終実験を視察し、「核戦略武力を拡大強化する上で重要な変化を予告するものになる」と述べていました。
北朝鮮は中国とロシアとの結びつきを強める中、核保有国であるという存在感を内外に示しているものとみられます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。